C.A.D++TECH
最新情報

C.A.D++TECH 一級建築士事務所処女作品

 昨年8月一級建築士事務所登録(神奈川県知事)を行い初の建築確認を取得した住宅建築が、この3月に完成を迎えました。消防士のご主人と看護士の奥様、それに二人の幼いお子様、若々しいファミリーのための木造2階建ての開放的な住宅です。ちょうど一年前、C.A.D++TECH がオフィスを横浜へ移転した直後に頂いたお仕事で、約5ヶ月の設計期間と6ヶ月の工事期間を経て3月下旬に完成、4人のファミリーの新居での生活が始まりました。
 2階への階段を中心に据え、大きな吹き抜けでリビング&ダイニングキッチンと2階のプライベートゾーンを一体的な空間になるように構成しています。忙しい奥様のために導線を極力短くし、貴重な家事の時間に家族全員とのコミュケーションが容易に取れるように、この大きな吹き抜け空間の真ん中に完全オープンのオール電化キッチンを設けました。階段を取り巻くように1階は水廻りを配置して、効率的に家事がこなせるようになっています。2階のお子様の部屋は、将来2分割可能な大きなスペースをシースルーの書棚で区切って、吹き抜けを介して1階と一つの空間になっており、家族の気配が1階と2階でいつも感じ取れるように工夫しました。オープンな間仕切りの効果で、とても明るくて楽しい空間になっています。1階のリビングの奥と主寝室は、和室仕様。ハードな仕事をこなされるご主人とシフト勤務のある奥様にとって、最良の安らぎとは何かを考え選択しました。また、内装の腰壁に天然木の羽目板、床暖房仕様のフローリングとして、家全体を温かで優しいトーンにまとめています。
 外観は、珪藻土塗り壁と天然木の羽目板のコンピネーションです。勿論不燃処理の外壁用木材ですが、櫛目の塗り壁とのコントラストは、とても上品な風合いを醸しています。ペガラス仕様の開口部は規格型のアルミサッシュで構成していますが、縦長のスイング式小窓をや小振りの上げ下げ窓を組み合わせることで、単調にならないようにしています。
 この住宅のエコ思想の極みは、羊毛の断熱材を使用したことです。オーストラリアからの輸入材で少々割り高ながら、生きた羊から得られる衣服のウールの原材料が故に、ガラス繊維を原料とするグラスウールが孕む様々なトラブルを一掃してくれる、理想的な断熱材と言えます。
 様々なアイデアと工夫を盛込み、健康的な住宅に仕上がったと自負しています。一昨年手掛けた白岡八幡神社の仕事でご縁のあった遠藤建築の協力を得て、充実した内容の記念すべき処女作になったと感慨深く振り返っている処です。この設計の機械を与えて下さいましたクライアントと関係者の皆様に深く感謝致します。



Close

Copyright 2007 C.A.D++TECH Hisatoshi Someda. All rights reserved.